「組織と人数」の絶対法則 人間関係を支配する「ダンバー数」のすごい力

「組織と人数」の絶対法則 人間関係を支配する「ダンバー数」のすごい力

トレイシー・カミレッリ(著)、サマンサ・ロッキー(著)、ロビン・ダンバー(著)、鍛原多惠子(訳)

東洋経済新報社

組織を作る前に 知っておきたい 最適サイズの法則

5, 15, 50, 150... この数字からは誰も逃れられない! 「友だちの数」「生産性の高いチームのメンバー数」「縦割り化する会社の社員数」 カギを握るのは、進化がもたらした「社会脳」だ! 強力なチームに共通する「ルール」とは? 信頼や絆を深めるための秘策とは? 進化心理学が導く科学的組織論。 世界中のあらゆる場所で見られる、 社会的なネットワークの典型的なサイズを示す ダンバー・グラフの人数: 5人 もっとも親しい友人の数。 迅速に決断を下すことができ、 結果を出すことが重視されるチームに最適な人数。 15人 親友の数。 多様な情報源とアイデアに恵まれる、 ブレインストーミングに適したグループの人数。 50人 良好な関係の友人の数。 何らかのリーダーシップを必要とせずに、 民主的に運営できる集団の最大の人数。 150人 友人の数(ダンバー数)。 この人数を超えると「内集団」と「外集団」に分かれてしまい、 互いに対する信頼が薄れる。

トレイシー・カミレッリ  【著】 とれいしー・かみれっり オックスフォード大学サイード・ビジネススクールのアソシエイト・フェローであり、オックスフォード・ストラテジック・リーダーシップ・プログラム(OSLP)のディレクターでもあった。サマンサ・ロッキーとともにトンプソン・ハリソンを創業した。キャリアの初期にはコンサルタントや銀行員、教師や起業家などさまざまな仕事に携わった。 サマンサ・ロッキー  【著】 さまんさ・ろっきー オックスフォード大学サイード・ビジネススクール・オープンプログラムのアソシエイト・フェロー。FTSEトップ10企業でABインベブに買収されたSABミラーでは、リーダーシップ開発部門のグローバル・ヘッドを務めていた。 ロビン・ダンバー  【著】 ろびん・だんばー オックスフォード大学の進化心理学が専門の名誉教授。マグダレン・カレッジの名誉フェローであり、ブリティッシュ・アカデミーのフェローに選出された。社会脳仮説や言葉の進化のゴシップ理論、ダンバー数(管理できる人間関係の上限は150人である)でもっともよく知られている。著書に『友達の数は何人?:ダンバー数とつながりの進化心理学』(藤井留美訳、インターシフト、2011年)、『人類進化の謎を解き明かす』(鍛原多惠子訳、インターシフト、2016年)、『ことばの起源:猿の毛づくろい、人のゴシップ』(松浦俊輔/服部清美訳、青土社、2016年[新装版])、『なぜ私たちは友だちをつくるのか:進化心理学から考える人類にとって一番重要な関係』(吉嶺英美訳、青土社、2021年)、『宗教の起源:私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』(長谷川眞理子解説、小田哲訳、白揚社、2023年)がある。 鍛原 多惠子  【訳】 かじはら たえこ 翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)。主な訳書にマット・リドレー『繁栄:明日を切り拓くための人類10万年史』(共訳、ハヤカワ文庫、2013年)、エリザベス・コルバート『6度目の大絶滅』(NHK出版、2015年)、ロビン・ダンバー『人類進化の謎を解き明かす』(インターシフト、2016年)、マット・リドレー『進化は万能である:人類・テクノロジー・宇宙の未来』(共訳、ハヤカワ文庫、2018年)、デイビッド・クリスチャン『「未来」とは何か:1秒先から宇宙の終わりまでを見通すビッグ・クエスチョン』(共訳、NewsPicksパブリッシング、2022年)などがある。

まえがき――社会集団の複雑な力学 第1章 序――生物学を基盤としたリーダーシップ 第2章 組織の規模が変わるとき 第3章 帰属意識 第4章 絆づくり 第5章 メディアとメッセージ 第6章 信頼の深さ 第7章 社会的空間、社会的時間 第8章 理想的な職場をつくる あとがき 謝辞 補遺 原注