AI時代に食える仕事・食えない仕事 週刊東洋経済eビジネス新書No.308

週刊東洋経済編集部(編)

東洋経済新報社

週刊東洋経済編集部 編 東洋経済新報社 発行

労働人口の47%が機械に代替される ──。 2013年、フレイ&オズボーン論文はそうした定量的予測を発表し、雇用の未来に関する議論を巻き起こした。米国では10~20年以内に70%以上の確率で予測が実現するとしている。 「今後AIに仕事を奪われる」。センセーショナルな定量的予測とあわせ、不安をあおるような報道も相次いだ。ただ、同論文への不十分な点が次々と指摘され、より精度の高い未来予測も発表された。アーンツ論文では「タスクベース」の変化を踏まえ、職業そのものが機械に置き換わるわけではなく、その一部のタスクが置き換わっていくとしている。こうした定量的予測を踏まえつつ、“現場の現実”に基づき、18の職業の未来を予測した。 本誌は『週刊東洋経済』2019年4月13日号掲載の26ページ分を電子化したものです。 概要 AIで多くの人間の仕事が代替される─。センセーショナルな予測には、“現場の現実”が含まれていないとの指摘がある。「職業」と「タスク」の関連を視点としながら現場取材に基づき、18の職業の未来を予測した。

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「雇用の未来」を知るには職業ごとの検証が不可欠 INTERVIEW より重要なのは生まれる仕事だ(マイケル・A・オズボーン) 職業ごとのタスク変化を検証① ヒューマンプレミアム領域の職業  【弁護士】 膨大なリサーチは微減  【医師】 技術格差が広がる  【製薬研究開発】 研究にもAI化の波  【銀行法人営業】 融資の情報収集は残る  【教員(小中高)】 生きる力養成にシフト INTERVIEW 高学歴女性が最大の打撃を受ける(岩本晃一) INTERVIEW 自動化の影響が現実に表れつつある(上田恵陶奈) 職業ごとのタスク変化を検証② AI代替領域の職業  【銀行窓口係】 窓口業務は激減へ  【不動産仲介営業】 地元密着の価値は不変  【会計事務員】 自動化進む主計業務  【行政事務員】 住民サービスに回帰 AI化に逆風吹かす「アナログ慣習」の行方 職業ごとのタスク変化を検証③ フィジカルメリット領域の職業  【コンビニ店員】 レジ業務が激減  【建設業】 3K脱却なるか  【ケアマネジャー】 感情労働が増える  【警備員】 巡回から遠隔監視へ 米国に迫る“自動化失業”の嵐 新たに生まれる仕事の共通点 職業ごとのタスク変化を検証④ ロボットパワー領域の職業  【鉄道運転士】 減るのはむしろ車掌  【ホテルスタッフ】 自動化進め接客拡充  【外食接客】 カフェでは完全自動化も  【食品製造】 盛り付けは自動化困難  【タクシー運転手】 自動運転で仕事変貌 GAFA勢の軍門に下らないキャリア構築術