アクティビスト 牙むく株主 週刊東洋経済eビジネス新書No.349
東洋経済新報社
企業は誰のものか 問われる価値と論理 物言う株主の衝撃
アクティビスト(物言う株主)と呼ばれる投資家。株主でもある彼らは議決権行使だけではなく、時に経営陣に対して重要な経営判断を提案・要求する。「自己株買い」、「所有株式の売却」、「取締役就任」、「増配」等々。そうした要求が時に敵対的と見られることすらある。株主至上主義の総本山のような米国だけではなく、今や日本でも株主提案を受ける上場会社は増加している。この企業と株主をめぐる攻防戦は、さまざまな要因が複雑に絡み合う舞台だ。その舞台裏も探りながら、企業に求められるもの、株主の利益、そして企業の存在価値まで、ミステリーな世界をスッキリ理解できるだろうか。 本誌は『週刊東洋経済』2020年4月18日号掲載の30ページ分を電子化したものです。 概要 アクティビストと呼ばれる投資家・株主に攻められる側の企業経営者。企業の持続的成長は共通する価値だが、その手法には大きな違いが見える。企業は誰のものか? 企業の価値とは? こうした本質的な視点も必要だ。
あの投資家は敵か味方か 黒船襲来でバトルが過熱 物言う株主の栄枯盛衰 大企業を襲う強欲な手口 圧力テコに経営改善を断行 JR九州とオリンパス 村上ファンドが残した爪痕 直伝!“最強防衛策” 大激論! 株主の利益追求、悪いことですか? アクティビスト「害悪論」に大反論! アクティビストに「便乗」して稼ぐ 迫り来るESGの波 INTERVIEW 一橋大学 CFO教育研究センター長・伊藤邦雄 価値創造のストーリーをアクティビストに打ち返せ 会社への白紙委任状で判明 大手損保、信託銀行のおざなり 持ち合い進めるトヨタの焦燥 経済安保強化に乗じたアクティビスト封じ INTERVIEW 国際基督教大学 特別招聘教授/東京大学 名誉教授・岩井克人 会社はモノでありヒト 会社財産は会社の所有物