がん治療の正解 週刊東洋経済eビジネス新書No.357

がん治療の正解 週刊東洋経済eビジネス新書No.357

週刊東洋経済編集部(編)

東洋経済新報社

惑わされずに 正しい知識で がんと向き合う

がんと診断されたら、誰もがショックを受ける。これからどんな治療を受けるべきか。コロナ禍で健康への意識が高まっているものの、科学的根拠のない医療情報にだまされてはいけない。がんやがん治療の基礎的なことを知っておくだけで、いたずらに恐怖感を抱かずに済むかもしれない。治療技術が進歩し、根治の目安とされる5年生存率は全体としては6割を超え、「不治の病」ではなくなっている。とくに早期発見できた場合は、かなりの確率で根治が見込めるようになった。不正確な情報に翻弄されず、治療の基礎的な知識を知ることで、がんとの正しい向き合い方ガイドをお届けする。 本誌は『週刊東洋経済』2020年9月5日号掲載の33ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。このため、新型コロナウイルス感染症による、その後の経済や社会への影響は反映されていません。 概要 がんは2人に1人がかかる病気だ。適切な治療法を選ぶために、まず知っておきたいのが「標準治療」。不正確な情報に翻弄されず、治療の基礎的な知識を知ることで、がんとの正しい向き合い方ガイドをお届けする。

週刊東洋経済編集部 『週刊東洋経済』は、日本を代表するビジネス経済メディアの一つです。1895年創刊の『東洋経済新報』をルーツに、経済・ビジネスの核心をつく報道を続けています。 創刊以来掲げる「健全なる経済社会を先導する」という理念を受け継ぎ、中立・客観的な視点で、信頼性の高い情報を発信。経営、金融、産業、テクノロジー、社会課題など、多様なテーマを扱い、ビジネスパーソンや経営層から幅広い支持を集めています。 自社の記者・編集者による綿密な取材と調査に加え、外部の有識者や専門家とのネットワークを活用し、質の高いコンテンツを提供。紙媒体の『週刊東洋経済』とデジタルメディア『東洋経済オンライン』の双方で、タイムリーかつ本質的な情報を発信しています。 「ファクトに基づく公正な報道」を軸に、変化の激しい時代においても、読者が信頼できる情報源であり続けることを目指しています。

信頼できる情報で「がん」と向き合う 知っておきたい3大治療 標準治療は最高レベルの治療 ロボット手術 「ダヴィンチ」の活用広がる 開発進む大型の免疫新薬 ウイルスをがん治療に活用 重粒子線 飛躍しきれない夢の技術 光免疫療法 近赤外線の照射でがんを治療 【胃がん】手術が最も有効な治療法 【大腸がん】早期がんは内視鏡で切除 【肺がん】非喫煙者でも油断は禁物 早期がんへの「縮小手術」が広がる 【乳がん】薬物療法で再発を防ぐ 遺伝子検査が保険適用に 【子宮がん】上皮内ならば子宮を残せる 【肝臓がん】小さければ切除で根治できる がん検診は信頼できるのか 自由診療の効かない治療が野放し 「がんと免疫」の深い関係 NK細胞活性化で免疫力を維持 INTERVIEW 「免疫の力は無限に近い、がんは治せる病気になる」  京都大学特別教授・本庶 佑