ソニー 掛け算の経営 週刊東洋経済eビジネス新書No.388
東洋経済新報社
エンタメ×半導体 金融×技術で拓く 次世代SONY
吉田氏がソニーを率いて4年目に入った。この間、初の純利益1兆円超えを果たし、株価も2倍に上昇させた。2021年4月にソニーは「ソニーグループ」と社名を変更し、6つの事業グループをフラット化し、シナジーを徹底する「掛け算」経営へ進みはじめた。これまで液晶や化学、電池といった技術的競争力を持つBtoB製品次々と切り離していった歴史がある。これからは「楽しいことをするのがソニー」というDNAを生かす道を大胆に進み始めたのかもしれない。 本誌は『週刊東洋経済』2021年7月17日号掲載の30ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。 概要 初の純利益1兆円超えを達成したが、いまだエレキのリストラは続く。次なる狙いはフラット化した各事業を「掛け算」する経営だ。強みのエンタメとエレキ・半導体など、人材を生かしたシナジーを徹底的に追求する。
ソニーの現在地 グループ体制への変更で何が変わる? INTERVIEW 「異業種間の技術交流が肝 エレキ中心からエンタメや金融も主役に」(勝本 徹) EV開発の真の目的 INTERVIEW 「半導体を売って終わりじゃない」(川西 泉) 特許が示すソニーの強み 協業で狙う映画の収益安定化 止まらないPSの快進撃 ヒットが生まれ、育つ必然 半導体「日本一」の持続力 海外アニメ市場を制覇せよ 入社1年目から「実力主義」 忍び寄る3つのリスク 「ポスト吉田」は誰だ INTERVIEW 「吉田社長のロジカルさは強みであり、最大の弱み」(長内 厚) ソニー株は“買い”か? INTERVIEW 「ソニーのライバルは、元から松下ではなくバンダイでしょ」(丸山茂雄)