食糧危機は終わらない 週刊東洋経済eビジネス新書No.436

食糧危機は終わらない 週刊東洋経済eビジネス新書No.436

週刊東洋経済編集部(編)

東洋経済新報社

止まらぬ値上げラッシュ 危機は既に始まっている

ウクライナ戦争、歴史的円安、相次ぐ異常気象など、輸入依存の日本に押し寄せるのは終わりの見えない食料インフレの連鎖だ。日本の食卓を襲う食料危機の現状を、多方面から描いていく。小売り大手がやせ我慢を続ける一方、飲料の値上げラッシュや外食のインフレ閉店が生じてる。また年々被害が深刻化する気候変動や家畜の伝染病なども背景に、世界中で食料争奪戦が繰り広げられている。食料の国産化は急務だが、高齢化や耕作放棄が深刻化する日本の農業の大問題にも迫った。 本誌は『週刊東洋経済』2022年9月3日号掲載の32ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。 概要 ウクライナ危機、歴史的円安、相次ぐ異常気象。輸入依存の日本に押し寄せるのは、終わりの見えない食料インフレの連鎖だ。「金を出せば買える」はいつまで続くか? 日本の「食と農業」は岐路に立たされている。

週刊東洋経済編集部 『週刊東洋経済』は、日本を代表するビジネス経済メディアの一つです。1895年創刊の『東洋経済新報』をルーツに、経済・ビジネスの核心をつく報道を続けています。 創刊以来掲げる「健全なる経済社会を先導する」という理念を受け継ぎ、中立・客観的な視点で、信頼性の高い情報を発信。経営、金融、産業、テクノロジー、社会課題など、多様なテーマを扱い、ビジネスパーソンや経営層から幅広い支持を集めています。 自社の記者・編集者による綿密な取材と調査に加え、外部の有識者や専門家とのネットワークを活用し、質の高いコンテンツを提供。紙媒体の『週刊東洋経済』とデジタルメディア『東洋経済オンライン』の双方で、タイムリーかつ本質的な情報を発信しています。 「ファクトに基づく公正な報道」を軸に、変化の激しい時代においても、読者が信頼できる情報源であり続けることを目指しています。

【値上げラッシュ】日本の食卓を襲う食料危機 イオン「やせ我慢」に募る憂鬱 飲料業界「脱・安売り」の厳しい現実 すかいらーく「インフレ閉店」の苦境 「賃上げなき物価上昇」の行方 【世界食料争奪戦】長期化必至の穀物価格高騰 INTERVIEW 「中国の食料政策は転換点に」(阮 蔚) 異常気象が常態化する 【農業の大問題】「肥料暴騰」で見えない出口 「第2青函トンネル」構想の現実味 豊作喜べぬコメ政策の隘路 INTERVIEW 「有事に備えたコメ政策を」(小野寺五典) 「自立する農家」の生存戦略 INTERVIEW 「儲かる農業の裏で農業のハリボテ化が止まらない」(神門善久) INTERVIEW 「国が進めるコメの減反政策はチグハグだ」(山下一仁) スマート農業の実装を阻む壁 INTERVIEW 「日本の“食と農”は脆弱 都市型農業を構築せよ」(寺島実郎)