半導体 復活の足音 週刊東洋経済eビジネス新書No.445
東洋経済新報社
国策と共に 再浮上する日本勢 半導体戦国時代へ
時にはブレーキのかかる半導体市況だが、自動車向けなどの牽引で今後も需要が拡大する成長シナリオは不変だ。とくに電気自動車の航続距離を左右するパワー半導体は不足が続き、自動運転には高度なロジック半導体や低消費電力で動く次世代半導体が求められる。地政学リスクから戦略物資でもある半導体。「次なる絶頂」への陣取り合戦は熱を帯び、国策支援で日本勢の巻き返しも本格化している。半導体は偽物も流通するほど高まる希少価値を持つ。生まれ変わった日本勢の将来、国の10年戦略の全貌を探っていく。 本誌は『週刊東洋経済』2022年11月12日号掲載の32ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。 概要 絶好調だった半導体市況にブレーキがかかっている。だが、自動車向けパワー半導体などの牽引で、今後も需要が拡大するとの成長シナリオは不変だ。「次なる絶頂」へ向け国策支援で日本勢の巻き返しは本格化するか。
〔プロローグ〕始動する日本勢復活「10年の計」 TSMC決算に見る市況動向 いまだ終わりが見えない半導体不足 暴利をむさぼる2次流通業者 回路設計者は今後必ず不足する 100万円以上の年収増はざら 今さら聞けない半導体って何だ? COLUMN 超入門! 半導体用語解説 「時価総額6倍」ルネサスの野心 キオクシアは勝てるのか パワー半導体で勃発する覇権争い 新技術でも世界が求める日本の装置と材料の強さ 巨額支援も辞さず攻めに転じる政府 東北が着々と進めるリベンジ振興策 INTERVIEW 「10年戦略の工程表はもうでき上がっている」(甘利 明) 〔エピローグ〕円安も復活を後押し ラストチャンスは今だ