武器としての名著 週刊東洋経済eビジネス新書No.449
東洋経済新報社
混迷の時代に 名著がくれる 知の羅針盤
世界は混迷のまま2024年を迎えた。そんな今こそ、古典的名著をひもとく好機ではないか。時に何百年、何世紀も前に書かれた作品もあり、言葉遣いや文化の違いから必ずしも読みやすいとは言えない。ただ内容の本質さえ読み解けば、文章はたちまち色彩を帯び、現代の私たちへ一助となる。第一線の研究者や経営者などを「水先案内人」に、今読むべき名著を紹介していく。名著・古典の知見が血肉になれば、それは人生の武器になるはずです。 本誌は『週刊東洋経済』2022年12月10日号掲載の30ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。 概要 第一線の研究者や経営者などを「水先案内人」に、今読むべき名著を紹介していきます。名著・古典の知見が血肉になれば、それは混迷の時代を生き抜く武器になるはずです。
混迷の時代を読み解く名著 『カラマーゾフの兄弟』で読むウクライナ戦争 INTERVIEW 『戦争論』が説くウクライナ善戦の背景 『韓非子』から考える現代中国の行く末 『小右記』に見る1000年前の疫病対策 『大衆の反逆』が鋭く問う現代の民主主義 COLUMN 古典を読む意義は「生活に不要」だから 『自由論』の思想は日本に定着しなかった 【私が薦める名著】 日本にはマキアヴェリ的君主が必要 ただ人事権などの濫用には注意(冨山和彦) 市場の“見えざる手”なき日本 今こそ原点に立ち返ろう(星野佳路) 生き残っていくビジネスは人間らしい顔をしている(田中優子) 世界の起業家が“東洋思想”に注目 イノベーションと古典は矛盾しない(出雲 充) 孔子の教えに逆らい日立を再生 “老人は気急なり”を経営の戒めに(川村 隆) INTERVIEW 会社員を侵食する「ファスト教養」(レジー) 挫折しない哲学入門 「学び順」にはコツがある 漱石『こころ』を学ばない高校生 INTERVIEW 「わかった気」になる入門書にはご注意(秋満吉彦)