エネルギー危機と脱炭素 週刊東洋経済eビジネス新書No.456
東洋経済新報社
足りない電力 進まぬ脱炭素 日本の打ち手は?
エネルギーコストの上昇にあえぐ日本と世界。価格の高騰は、産業の衰退にも直結する大問題だ。エネルギー危機と脱炭素をともに解決する道はどこにあるのか。長期化に備えるべきガス危機、電力・ガス価格の倍増に産業空洞化リスクが高まるドイツの現地リポートなどから、苛烈化するエネルギー危機の最前線に迫る。加えて陸上風力の自然環境破壊リスクや「再エネの切り札」洋上風力の入札にくすぶる懸念、拙速な原発回帰など、国が加速するGX戦略の歪みに迫る。課題山積のエネルギー危機と脱炭素。 本誌は『週刊東洋経済』2023年2月18日号掲載の32ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。 概要 電気料金の上昇にあえぐ日本列島。エネルギー価格の高騰は産業の衰退にも直結する大問題だ。エネルギー危機と脱炭素をともに解決する道はあるのか。政府政策から現場事業の課題を探る。
立ちはだかるエネルギー政策のトリレンマ 大手電力で不正が横行 抜本改革へ厳罰論も INTERVIEW 「電取委の改組、送配電切り離しを」(高橋 洋) 「ガス危機」の長期化に備えよ ドイツ「産業空洞化」のリスク 日本の「ヒートポンプ式暖房」が欧州で爆売れ 国内最大級の陸上風力に地元から「待った」 INTERVIEW 「風況のいい立地で国民経済にも価値」(秋吉 優) 「ミニ経産省」化する環境省 洋上風力「入札第2弾」にくすぶる懸念 あまりに拙速な「原発回帰」 「革新軽水炉」は既存技術の改良型 「うわべだけの脱炭素」に国連から厳しい目 「CO2実質ゼロ」LNGが抱える課題 INTERVIEW 「質の担保に独自基準で評価している」(東京ガス) バイオマス「認証偽装」の衝撃 「脱炭素」で深刻化する銅、ニッケル不足 INTERVIEW 「エネルギー危機は長期化へ 国家の市場介入が強まる」(ダニエル・ヤーギン)