孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術

孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術

三木雄信

PHP研究所

結果を出すために学ぶ データ分析7つ道具と 数字を見る際の注意点

「考える前に数えろ! 議論する前に数えろ!」  ソフトバンク元社長室長の著者が、孫正義社長のもとで身につけたのは「問題を数値化して高速で解決する技術」。  現実に起こっている事象を数値で把握し、それを分析して問題のありかと根本的な原因を探り、解決策を考えて実行したら、その結果をまた数値で把握・分析する。このサイクルをスピーディに回しながら、超高速で問題を解決していくのが、孫社長流の「数値化仕事術」。  統計知識ゼロでも、Excelが苦手でも、新人&若手でもすぐ使えて、どんな仕事でも生産性が爆発的にアップする。しかも「数字は苦手で……」という人ほど効果大!  『会社や上司から「数字で(根拠を)示せ」「数字(成果)を出せ」などとプレッシャーをかけられ、ストレスを溜め込んでいる人も多いでしょう。でも、私が紹介するソフトバンク孫社長流の「数値化仕事術」は、それとはまったくの別物です。多くの日本企業で見られる「上から押し付けられる“受け身の数値化”」ではなく、「下が上を動かせるようになる“攻めの数値化”」と理解してください』(本書「はじめに」より)

三木雄信(みき・たけのぶ) 1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部経営学科卒。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。27歳で同社社長室長に就任。孫正義氏のもとで「ナスダック・ジャパン市場開設」「日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)の買収案件」「Yahoo! BB事業」などにプロジェクトマネージャーとして関わる。英会話は大の苦手だったが、ソフトバンク入社後に猛勉強。仕事に必要な英語だけを集中的に学習する独自のやり方で、「通訳なしで交渉ができるレベル」の英語をわずか1年でマスター。2006年にはジャパン・フラッグシップ・プロジェクト㈱を設立し、同社代表取締役社長に就任。現在は、ケント英会話学院代表も務める。また自社経営のかたわら、東証一部上場企業をはじめ複数の企業の取締役・監査役を兼任。その一方で、厚生労働大臣年金記録問題諮問委員など、公職も多数経験。現在も、日本年金機構(旧・社会保険庁)で理事(非常勤)を、内閣府の原子力災害対策本部で廃炉・汚染水対策チームのプロジェクトマネジメント・アドバイザーを務めている。 著書に、『「A4一枚」仕事術』(東洋経済新報社)、『孫正義「規格外」の仕事術』(PHPビジネス新書)ほか多数。

第1章 なぜ「数値化」すると生産性が劇的にアップするのか―数値化仕事術のメリットと七つの基本(孫社長が「数値化」に徹底的にこだわる理由;数値化すると、「どの問題から手をつけるべきか」がわかる ほか) 第2章 問題解決に絶対役立つ「データ分析・七つの道具」―統計知識も高度なエクセルスキルも一切不要!(プロセス分析―シンプル&簡単な手法なのに効果は抜群!;散布図と単回帰分析―二つの要素の関係性を数字でつかめる ほか) 第3章 よくある「間違った数値化」と気をつけたい三つのワナ―数値化しているのにうまくいかないのはなぜか?(「間違った数値化」パターン1 数字の単位、定義、解釈が曖昧;「間違った数値化」パターン2―「分け方」が甘い、あるいは不適切 ほか) 第4章 「数字に強い人」は知っている理論・法則―知るだけで仕事の成果が大きく変わる!(大数の法則と期待値―いかに有利なサイコロに変形させられるか;鮭の卵理論―「数うちゃ当たる」をいかに低コストでやり続けるか ほか) 第5章 究極の数値化仕事術・ソフトバンクの「3次元経営モデル」―どんなビジネスにも応用できて効果抜群!(ソフトバンクの経営に数値化仕事術はどう活かされているか;まずは「顧客数」を増やすことに集中し、一気にナンバーワンになる ほか)