子どもを攻撃せずにはいられない親

子どもを攻撃せずにはいられない親

片田珠美

PHP研究所

「しつけ」のつもりが 子どもを追い詰める 親子の危うい関係

「言うことを聞かないなら、もう何も買ってあげない」などと脅して子どもを思い通りに支配しようとする、「あなたのためを思って言っているのよ」などと言いつつ、実際は子どもの気持ちよりも世間体や見栄を優先しようとしている、子どもを罵倒する、必要なものを与えない、子どもの領域を平気で侵害しようとする、兄弟姉妹で格差をつける、しつけと称して暴力をふるう……。  なぜ我が子にそんな仕打ちができるのか。そこには、「子どもは自分のもの」という所有意識、「子どもは自分をよく見せるための付属物」という歪んだ認識や「攻撃者との同一視」という心理メカニズムなどの様々な原因が窺える。  攻撃的な親から身を守るために、そしてあなた自身がこんな親にならないために。精神科医が自身の経験も語りながら解説。

片田珠美[かただ・たまみ] 広島県生まれ。精神科医。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。パリ第八大学でラカン派の精神分析を学び、DEA(専門研究課程修了証書)取得。精神科医として臨床に携わり、その経験にもとづいて、犯罪心理や心の病の構造を分析。 『他人を攻撃せずにはいられない人』『プライドが高くて迷惑な人』『すぐ感情的になる人』(以上、PHP新書)、『怖い凡人』(ワニブックスPLUS新書)など著書多数。

第一章 あなたのまわりにもいる子どもを攻撃する親 第二章 なぜ子どもを攻撃するのか 第三章 攻撃的な親が子どもに与える影響 第四章 処方箋──無理に許さなくてもいい 第五章 子どもを殺す親