「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方

「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方

小阪裕司

PHP研究所

人が消えた街で 売れる店の共通点 関係性が鍵になる

コロナ禍により、街から人が消えた。だが、そんな中でも、売上を倍増させた店や会社があった……。  絶望的な時代を乗り切る、コロナ時代の新・マーケティングバイブルが登場!  コロナショックの影響を最も受けたのは、リアルな顧客を相手にする小売・サービス業だ。だが、1,500社を超える企業が参加する会を主宰するマーケティングのカリスマ・小阪裕司氏のもとには、「コロナ禍でも売上が落ちなかった」「むしろ売上が伸びた」という声が多く届いているという。「顧客消滅」という非常時にこそ、「一見よりもファン作り」「フローからストックへ」といった小阪流マーケティングの真価が発揮された形だ。  「営業自粛でも前年比150%を達成したレストラン」「深夜営業NGでも売上を維持したバー」「取引先を次々とファンにしたBtoB企業」など豊富な事例をもとに、マーケティングのニューノーマルを説く。

小阪裕司(こさか・ゆうじ) オラクルひと・しくみ研究所代表、日本感性工学会理事、静岡大学大学院客員教授、九州大学大学院非常勤講師。 山口大学人文学部卒業(美学専攻)。作家、コラムニスト、講演・セミナー講師、企業サポートの会主宰、行政や商工会議所等とのジョイントプログラム、学会などの活動を通じて、これからのビジネススタイルとその具体的実践法を語り続ける。人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論と実践手法を研究・開発し、2000年からその実践企業の会「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。現在全都道府県から約1500社の企業が参加している。科学的研究と実践成果の両面を併せ持 つ稀有な活動が、各方面の注目を浴びている。「日経MJ」での200回を超える連載コラムが人気を博す他、雑誌などでの連載多数。 著書に、『「人間力」の科学』『「感性」のマーケティング』『「儲け」を生みだす「悦び」の方程式』(以上、 PHP研究所)『ビジネス脳を磨く』『招客招福の法則1,2』(以上、日本経済新聞出版社)『そうそう、これが欲しかった!』(東洋経済新報社)『失われた「売り上げ」を探せ!』(フォレスト出版)など多数。

第1章「顧客消滅」時代のマーケティングとは 1・1コロナショックは世の中をどう変えたのか──来るべき未来の前倒し 1・2あの店が「コロナショック」でも売上を増やせた理由 1・3「心が豊かになる」ビジネスにとって、今はチャンスである 1・4BtoBビジネスも「フローからストック」へ 1・5マス・マーケティングの限界──「マスク」と『鬼滅の刃』から見えること 第2章「ファンダム」をどう作るか──「顧客消滅時代のマーケティング」実践編 2・1すべての活動は「顧客リスト」から始まる 2・2「ファンダム」をどう作るか──顧客との「絆」の深め方” 第3章BtoBビジネスも「ファンダム」がカギを握る 3・1取引先をファンにせよ──BtoBも結局「人」で決まる 3・2商品開発の在り方が変わる──顧客を知らずして、モノは作れない 第4章感性と価値で創られる市場とは 4・1コロナ禍は「自分たちの提供価値は何か」を見直す絶好の機会 4・2ミッション探しとビジネスは同時並行で 第5章組織を変える、自分を変える 5・1ガチガチに硬直化した「人と組織」を変える 5・2自分の価値を高めるために 5・3磨くべき四つの感性とは? 終章「アフターコロナ時代」に必要なもの