「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法

「対話と決断」で成果を生む 話し合いの作法

中原淳

PHP研究所

立教大学中原淳教授が 建設的話し合いのための 作法を紹介

●リーダーしか発言しないチーム、結局何も決まらない会議…… ●形だけの対話から脱却し、成果を生む「話し合いの作法」とは? ●言いたいことが言い合える職場・組織をつくる全技法!  ふと気づくと、「偉い人」やリーダーしか発言していない会議、長時間話しても、有意義な結論が出ない打ち合わせ……こうした「残念な話し合い」が今、日本のいたるところで発生している。  しかし、立教大学で人材開発・組織開発を研究する中原淳氏は、現代の職場やチームでは、多様な人々とともに「答えのない問い」に挑み、試行錯誤しながら、その先に解決を目指す必要があるため、「話し合い」の重要性は今後ますます増していく、と語る。  そこで本書では、メンバーの相互理解を促す「対話の作法」と、納得感ある結論を導く「決断の作法」を合わせた、「話し合いの作法」について、わかりやすく丁寧に解説。  職場や組織で発生する「分断・対立・多様性」を乗り越え、チーム・メンバー全員の力で成果を生む技術がここにある!

中原淳 立教大学 経営学部 教授(人材開発・組織開発)。立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース主査。立教大学経営学部リーダーシップ研究所 副所長。 1975年、北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等をへて、2018年より現職。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発、組織開発について研究している。 著書に、『職場学習論』『経営学習論』『人材開発研究大全』(以上、東京大学出版会)、『組織開発の探究』(中村和彦氏との共著、ダイヤモンド社)、『研修開発入門』シリーズ(ダイヤモンド社)、『駆け出しマネジャーの成長論』(中公新書ラクレ)、『残業学』(パーソル総合研究所との共著、光文社新書)、『フィードバック入門』『実践! フィードバック』『サーベイ・フィードバック入門』(以上、PHP研究所)など多数。

第1章 話し合いが苦手な国、ニッポン(話し合いが苦手な日本人、その3つの理由とは?;話し合いが必要になる理由1 我々はさらに「不確実な世界」を生きていくことになる ほか) 第2章 「話し合い=対話+決断」―よい話し合いのプロセスとは?(理想的な「話し合い」のプロセス―「対話する+決断する」;日本全国で発生中!「残念な話し合い」5つの病) 第3章 対話の作法(そもそも「対話」ってなんだろう?;対話の要素1 対話とは「ケリのついていないテーマ」のもとでの話し合いである ほか) 第4章 決断の作法(対話だけでは終わらない―決断と実践が常にセット;決断(議論)のルール1 メリット・デメリットを明らかにする ほか) 第5章 「話し合い」にあふれた社会へ(「対話と決断」こそ、話し合いにあふれた社会への第一歩;教育現場は「話し合い」とどのように向き合うべきか ほか)