「価格上昇」時代のマーケティング なぜ、あの会社は値上げをしても売れ続けるのか

「価格上昇」時代のマーケティング なぜ、あの会社は値上げをしても売れ続けるのか

小阪裕司

PHP研究所

値上げでも選ばれる その理由を読み解く 戦略の本質を知る

物価高が止まらない。多くの企業が原価高騰に苦しみ、値上げは不可避の状況になっている。  しかし、下手な価格設定をすれば顧客離れにつながりかねない。値上げは多くの企業にとって切実な問題だ。  では、どのように価格設定を行い、それをどう伝えればいいのか。それを説くのが本書。  著者は長年、「値上げをしても顧客が離れない、むしろ増える」マーケティング手法を説いてきた。そのため、この価格上昇局面においても多くの会員企業が売上を伸ばし、顧客を増やしている。たとえば、 ●客単価が倍になったレストラン ●「物価高はチャンス」と言い切るスーパー ●クライアントからの値下げ要求が消えたメーカー ●自分の技術の向上とともに価格を上げた菓子店  など。  こうしたさまざまな事例をもとに、「顧客が増える値上げの方法」を説いていく。  本書を読めば、インフレがチャンスに変わる!

小阪裕司(こさか・ゆうじ) オラクルひと・しくみ研究所代表、日本感性工学会理事、静岡大学大学院客員教授、九州大学大学院非常勤講師。 山口大学人文学部卒業(美学専攻)。作家、コラムニスト、講演・セミナー講師、企業サポートの会主宰、行政や商工会議所等とのジョイントプログラム、学会などの活動を通じて、これからのビジネススタイルとその具体的実践法を語り続ける。人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論と実践手法を研究・開発し、2000年からその実践企業の会「ワクワク系マーケティング実践会」を主宰。現在全都道府県から約1500社の企業が参加している。科学的研究と実践成果の両面を併せ持 つ稀有な活動が、各方面の注目を浴びている。「日経MJ」での200回を超える連載コラムが人気を博す他、雑誌などでの連載多数。 著書に、『「人間力」の科学』『「感性」のマーケティング』『「儲け」を生みだす「悦び」の方程式』(以上、 PHP研究所)『ビジネス脳を磨く』『招客招福の法則1,2』(以上、日本経済新聞出版社)『そうそう、これが欲しかった!』(東洋経済新報社)『失われた「売り上げ」を探せ!』(フォレスト出版)など多数。

序──2022年、価格が崩壊した 第1章 「価格上昇時代」がやってきた 第2章 「安さこそが価値」からの脱却 第3章 「価格」は「価値」に従う 第4章 「値付け」の作法──顧客を見て価格を付ける 第5章 「値上げ」の作法 第6章 今、目指すべき「マスタービジネス」への道 第7章 「値決め感性」の磨き方 終章──今こそ自分たちの「存在意義」を問い直すとき