反逆の仕事論 AI時代を生き抜くための“はみ出す力”の鍛え方

反逆の仕事論 AI時代を生き抜くための“はみ出す力”の鍛え方

樋口恭介

PHP研究所

いい子のままでいいのか 常識をはみ出してみる 個性が未来を切り開く

「AIを使えること」が武器になる時代は、もう終わる。では、来たる「AIは使えて当たり前」の世界で、何を武器に戦うか?  ChatGPTをはじめとする生成AIの成長が止まらない。その驚異的な進化速度のもと、今や仕事にAIを活用することは、少しずつ「普通のこと」になりつつある。  しかし、その行き着く先にあるものは「仕事がラクになる」バラ色の未来ではない。プレゼン資料や書類の作成、メール・チャット対応、そしてマーケティング……あらゆるタスクがAIに奪われる近未来に、会社があなたを雇う意味はどこにあるのか。  待ち受けるビジネスパーソンの大淘汰を生き残るには、そんな時代に人材価値を担保してくれるスキルを、会得しておくことが肝要だ。  そのスキルとは、ずばり「はみ出し力」。自分だけのアイデアを見つける視野の広さや経験の多様さ、理想を実現可能な道筋に落とし込む力、第三者を巻き込む力。  「マジメさ」では、生き残れない時代がやってくる。  ビジネスの現場でAIをフル活用する現役のITコンサルであり、同時に創作の最前線でAIと格闘するSF小説家でもある著者が放つ、誰もが職を追われ得る至近未来に備えるための戦略書。

樋口恭介 1989年生まれ。岐阜県羽島市出身。早稲田大学文学部を卒業後、外資系コンサルティングファームに勤務。現在はテクノロジー部門のシニアマネージャーを務め、クライアント各社のDX戦略などを手掛ける。並行して、スタートアップ企業 Anon Inc.にて CSFO(Chief Sci-Fi Officer)を務め、情報発信・研修事業などを通じて日本国内におけるSFプロトタイピングの普及を推進。また、2017年には『構造素子』(早川書房)で第5回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、翌年同作で作家デビュー。その他の著書に『未来は予測するものではなく創造するものである』(筑摩書房)及び評論集『すべて名もなき未来』(晶文社)、編者として『異常論文』(ハヤカワ文庫JA)。テクノロジー、ビジネス、文芸などジャンルを問わず寄稿・講演等多数。分野の垣根を越えた言論活動を展開している。2023年から東京大学大学院客員准教授。

第1章 マジメな社員「から」淘汰されていく 第2章 今後生き残る「正しくはみ出せる人材」像とは 第3章 上手にはみ出すための「妄想力」の高め方 第4章 妄想を現実とつなぐSFプロトタイピング 第5章 周りを巻き込む力を補うコツ