多元宇宙(マルチバース)論集中講義

多元宇宙(マルチバース)論集中講義

野村泰紀

扶桑社

この宇宙は  “ひとつ”じゃないと  知っているか

気鋭の理論物理学者が白熱講義。 最新のマルチバース宇宙論がわかる超入門編! 別の宇宙には“もう一人の自分”が無数に存在するかもしれない!? これまで多くのSF作品の中で「並行宇宙」や 「パラレルワールド」といった言葉で語られてきた概念が、 今、理論物理学の世界で真剣にその存在を議論されています。 そんな、いまや精密科学として確立されつつある 「マルチバース(多元宇宙)」とは何かを、 カリフォルニア大学バークレー校教授で、 素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論を専門とする著者が、 文系にもできるだけわかりやすく噛み砕いて解説しました。 まるで講義をそのまま聞いているような感覚で、 量子力学とニュートン力学との違いから、 超弦理論、インフレーション理論、ワインバーグの人間原理といった 最新の宇宙論のキーワードまでをざっくり把握。 マルチバース(多元宇宙)の考え方が理解できるようになります。 『スパイダーマン』『ドクター・ストレンジ』『エブエブ』……etc. これを読めば、あのSF作品の世界がより深く考察できるようになる!

野村泰紀 野村泰紀(のむら やすのり) 1974年、神奈川県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校教授。バークレー理論物理学センター長。ローレンス・バークレー国立研究所上席研究員、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構連携研究員、理化学研究所客員研究員を併任。主要な研究領域は素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論。1996年、東京大学理学部物理学科卒業。2000年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。米国フェルミ国立加速器研究所、カリフォルニア大学バークレー校助教授、同准教授などを経て現職。著書に『マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか』(星海社)、『なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論』(講談社)など。

第1講 そもそもマルチバースとは何か 第2講 よくできすぎた宇宙の謎 第3講 予言されていたマルチバースの存在 第4講 無数に生まれる泡宇宙たち 第5講 マルチバース宇宙論の現在地 第6講 エンタメの中のマルチバース